東レグループ
先端材料と地球環境問題とのかかわり
~素材には社会を変える力がある~
- 実験
子どもたちの理科離れが懸念される昨今、東レグループではCSR活動の一環として、小・中学生を対象とした理科実験・環境教育支援を展開しています。
「先端材料と地球環境問題とのかかわり~素材には社会を変える力がある~」は、 「自分たちと科学技術の発展はどのようにかかわっているのか」について、 具体的な企業の事例から考え、理科への興味・関心を高めるプログラムです。
対象
- 中学校3年生
テーマ
- 環境
- キャリア教育
授業形式
- 出張授業
時数
全1時限
関連教科
理科 、総合的な学習の時間
関連単元・題材
科学技術と人間
特長
中学校理科1分野の中の「科学技術と人間」をテーマに、科学技術が社会に貢献している具体的事例を理解することを通して、中学校で学ぶ理科が、社会に役立つ科学技術につながっていることに生徒たちが気づき、「科学への興味・関心を育む」ことを目的としています。
環境問題を解決する科学技術の役割理解
東レの先端材料・技術が水問題やエネルギー問題の解決に役立っていることを知り、科学技術が社会の中でもつ役割を理解させる。
リアリティのある教材で理科学習の有用感向上
東レの先端材料を使った実験を通して、学校の学習と社会で活用されている科学技術との関連に気づく。
職業観・勤労観の理解
講師が携わる仕事についての話から、科学技術の発展や持続可能な社会の実現に貢献する仕事への興味・関心を向上させる。
ポイント
東レの先端材料を使った体験活動
東レの水処理膜は、海水を淡水化できることや、炭素繊維がなぜ二酸化炭素排出量の削減に役立つか、鉄の板との比較観察を通して理解し、科学技術は世界中で起っている地球環境問題の解決につながることを実感してもらいます。
ねらい
●科学技術の発展、自然環境の保全と科学技術の利用に関する具体的な事例を知り、理科学習への関心を高める。
●人と環境のかかわりについて考え、環境を守るための企業の取り組みについて知る。
●科学技術の発展や持続可能な社会の実現に貢献する仕事への興味・関心を高める。
概要
-
導入
(5分) -
1.先端材料が日常生活にどのように関わっているのかを知り、授業への興味・関心を高める
-
展開①
(20分) -
- 実験
2.ろ紙より目の小さい中空糸膜でのろ過実験を通して、先端材料の役割について考え、その技術が水不足の解決にどのようにかかわっているかを知る
●世界の水不足問題
●東レの先端材料(中空糸膜)を使ったろ過実験
●水処理膜と水不足とのかかわり -
展開②
(20分) -
- 実物教材
3.地球温暖化問題について知り、炭素繊維が地球温暖化問題の解決にどのようにかかわっているかを考える
●地球温暖化問題
●炭素繊維について
●炭素繊維と地球温暖化問題のかかわり -
まとめ
(5分) -
4.学習をふりかえる
教材
- ・スライド教材
- ・生徒用ワークシート
- ・授業進行ガイド
- ・中空糸膜と注射器
その他
【特記事項】
※実施地域、実施条件等はお問い合わせください。
※出張授業のプログラムを活用した教員研修も対応可能です。
※SDGsとの関わりについても授業に織り込むことは可能です。